産婦人科
産婦人科とは
女性の体の状態は、エストロゲンやプロゲステロンと呼ばれるホルモンの微妙なバランスによって刻々と変化しています。これに伴い、月経や妊娠、更年期の症状などが起こり、体の不調や、気分の変調をきたすことも少なくありません。婦人科は、女性の心身に生じた疾患などを総合的に診察し、必要な治療を行なう診療科です。心身の変調のベースにはホルモンバランスなどが作用していることも多いので、これらの検査も行いながら、症状の改善を目指していくのです。
具体的な疾患や症状としては、子宮内膜症、子宮筋腫、更年期障害、月経不順・月経痛、不正出血、下腹部痛、おりもの異常、肩こり、貧血など多岐にわたっています。当クリニックでは、こうした疾患をはじめ、産科と婦人科全般について診察を行いますので、お気軽にご相談ください。
(分娩については対応しておりませんので、分娩可能な医療機関をご紹介いたします。)
当クリニックは産婦人科全般のかかりつけ医です
女性の方の中には、子宮の腫瘍病変や月経異常などの具体的な症状が現われてから婦人科を受診されるケースも少なくないと思います。しかし、婦人科では、こうした病気の治療は勿論のこと、これに加えて、女性の健康をサポートする役割も担っています。
思春期から成熟期、更年期、老年期と年を重ねるにつれ、ホルモンの状態などは大きく変化していきます。また、ライフスタイルの変化に伴い、生涯月経の平均回数は劇的に増加しました。昔は多産だったため、生涯月経は50回程度だったと考えられていますが、少産となった日本の女性は、とても多くの排卵と月経を経験しています。これに伴い、女性ホルモンの急激な変化が毎月のように起こり、月経痛や月経前症候群、片頭痛、子宮内膜症などを誘発される方も増えているのです。
当クリニックでは、このような体調変化に真摯に向き合い、産科と婦人科全般のかかりつけ医として女性の方々がいつまでも健やかでいられるようサポートしてまいります。
このような症状の方は
婦人科を受診してください
- 月経の周期や期間、出血量が安定しない
- 月経が近づくとイライラや不安感、乳房痛、頭痛などが出現する
- 月経期間中の下腹部痛、腰痛がひどい
- 思春期になっても初経が来ない
- 月経が突然無くなった
- 周期的な月経外に、不規則な出血がある
- おりものの色やにおいが通常と異なる
- 膣や外陰部が痒い、腫れている、痛い
- 膣や外陰部にしこりがある
- 性交時に痛みが強い
- 乳房にしこりや痛みがある
- 乳房がただれている
- 腹痛や排便痛がある
- 下腹部に痛みや違和感がある
- 尿が漏れる、尿が出にくい
- 排尿時に痛みがある
婦人科で扱う主な
症状・疾患・相談
- 生理不順
- 月経困難症
- 月経移動
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 不正出血
- 性感染症
- クラミジア感染症
- 淋菌感染症
- 尖圭コンジローマ
- 卵巣腫瘍
- 思春期相談
- 更年期障害
- 不妊相談
- 婦人科がん検診
- 子宮がん
- 卵巣がん
- 骨盤子宮脱 など